2018年06月27日
エリアトラウト 赤久縄(あかぐな)
6月、群馬県藤岡市にある管理釣り場「赤久縄(あかぐな)」に初めて行ってきた。
ハコスチとイタダキマスが入ってるとの事。楽しみなのだ。
途中から雨だったため、写真があまりないけれど。
夜中に横浜を出て上信越道の藤岡の一つ先、富岡インター経由で3時間ちょい。6時ごろ到着したのだが既に常連さんが何名か。
ルアーの受付開始は8時半からなので駐車場で準備しながら待つ。
ヒマだ
7時に管理棟(食事処)の手前のロープが外され、朝駐車場に到着した順に並ぶ。
常連さん達のマナーと感じが非常によく、朝から気持ちよく釣り場の事を教えて頂いた。
「キミ、僕より先に来てたでしょ。先に並びなよ。」
なんて良い人達なんだ。
水が綺麗だとその土地に住む釣人の心も綺麗なのだ。
「どっから来たの?」
横浜です。
「へぇー、遠いね」
家は近いんですか?
「いや、川口。」
埼玉かよ。
しばらく情報交換してたら管理人さんに建物の中に案内され、飴とお茶を頂きチケットを購入。
管理棟周辺はエサ釣り区域なので、一度車で5分程下流のルアー&フライ区域へ移動。
レギュレーションは一般的な管理釣り場と同じ。
我々は釣り場へのクーラーボックスの持ち込み禁止を見落としていて、先程の常連さんに途中で教えて頂いた。
下流から、
ダム湖→ポンド→自然渓流
ダム湖、自然渓流をフルに楽しむなら膝丈まである長靴必須。ウェーダーは、いらないかなぁ。
ダム湖エリアは半分より奥は立ち入れないため、片面での釣りとなる。通常のエリアトラウトタックルでは対岸まで6〜7割飛ばせるかどうか。
リアルクレセント71でルアーによっては対岸に直撃する位の規模。
中央の2本の流れ込み周り、右沖の馬の背、左のディープ。と、どのポジションでも問題なく釣れる。
40cm以上は一人一本まで持ち帰り可。
3人で行ったので赤身の40〜60アップを3本キープ。持ち帰りは一人10本までなので40cm以下をあと27本。
この日は表層でのリアクションに反応が良く、ひたすらトゥイッチ&ジャーク。
飛距離の出るパニックアクション系のミノーやダイビングペンシルはどこ行っても大抵強い。
とはいえ、メバカームのバンプでも釣れたしボトムでも普通に釣れる。
常連さんはまた別の方法で狙っているから自分も色々試したかったけど、サイズ制限分はキープしたので早々にポンドエリアへ。
同行したキャプテン
ポンドエリアはリヴァスポット早戸の川幅、水深を縮小した感じ。
ここはチップミノーの独壇場だった。
というか、イワナ・ヤマメが全くスレてない。
何度でもアタックしてくる。
そして、イワナがいくらでも釣れる(笑)
素晴らしいぞ、赤久縄(あかぐな)。
ロッドはJacksonのカワセミラプソディ502l
リールはレアニウムc2000
取り回しは抜群。
渓流はもとより、エリアトラウトでミノーイングする割合の高い人ならロッド一本で身軽に楽しむのに最高。Dコンから重めのスプーンまで幅広く使える。
カワセミラプソディ502lはグリップエンドがもう2〜3センチ長かったらさらに使いやすいのに…
もっとピンピンがいいならエゲリアか。
ラインがVARIVAS スーパートラウトアドバンス4lb(ナイロン)。表記ポンドより細くて好きなのだ。
ただ、カワセミラプソディ502lにオールナイロン巻きすると少しダルい。あと、管理釣り場の広いポンドでの遠投は効かない。
渓流の天敵であるクモの巣もないし、PEがいいかな。ノット組むのが嫌ならR18。
エリアトラウトでの使用が前提なら、PE0.18、ナイロンリーダー2.5lb位がベスト。
リーダー1ヒロ半。バイトを弾く事もない。
グワッと食いにきて乗らないやつ。あれ、寸前見切りで実際はバイトしてないのがほとんどだから。
私が下手すぎて騙しきれてないだけか。
そして渓流エリア
軽い落ち込みと荒瀬の連続。
距離、水深のない場所が多いから、3.5gのスプーンが使いやすい。アップに投げて落ち込み無視でリフトさせながら流すのだ。
短い距離とは言え、開き、ボサ下、荒瀬からは魚が飛び出してくるので荒らす前に必ず叩く事をお勧めする。
ウェーディングブーツだけ履いてたからびちょびちょ。そもそも雨で全身ずぶ濡れ。
よいぞあかぐな。楽しいぞあかぐな。
なにより飯が旨い。
釣った魚の塩焼きは40分かかる。
蕎麦が有名らしい。マスコもうまし。
唐揚げや契り蒟蒻もうまかった。
片道3時間の価値あり。結局ハコスチもイタダキマスも見分けられなかったけどな。
ちなみに、カワセミラプソディ502lでのテトラはキツイ。
感度はいいけど5フィートだし。
昔は今みたいにメバルアジロッドが少なかったからずっとトラウトロッドだったけど、よくもまぁやってたな。
「若さってなんだ。諦めないことさ。」
世代です。
谷坂